キャンプの方法

キャンプ初心者でもできる?簡単な焚き火のやり方を紹介

「キャンプに行きたいけど、焚き火が不安…」

「初心者だから、きちんと火起こしできるか自信がない…」

などとお悩みではないでしょうか?

ここ最近、楽しむ人が増えてきているキャンプ。

なかなか屋内で人と会うことが難しい昨今、外で人と楽しめる趣味としておすすめです。

とはいえ、キャンプを始めたいと思っても、やり方や準備がわからなくて一歩踏み出せない人もいるはず。

この記事は焚き火に焦点を当てて、キャンプ初心者でも簡単にできる焚き火のやり方を紹介。

準備とやり方をしっかり理解すれば、焚き火は難しくありません。

これからキャンプを始めて楽しみたいと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

コロナ禍の状況だからこそ、キャンプを楽しみましょう。

1.密を避けて楽しめるキャンプ!焚き火に不安を抱く初心者は少ない

コロナ禍や在宅生活の影響もあってか、人気が高まりつつあるキャンプ。

密を避けて楽しめるキャンプは、今の時代にうってつけの娯楽と言えるでしょう。

実際、CCC MARKETING HOLDINGS株式会社の「アウトドアに関するアンケート」を見てみると、回答者全体の約半分がキャンプに興味があるとわかります。

とはいえ、興味はあってもなかなか始める勇気が出ない人もいますよね。

たとえば、焚き火や火起こしへの不安から、キャンプに対してハードルが高くなっていることも。

ですが、実はあなたが想像しているより、火起こしに不安を抱いている人は少ないかもしれません。

その理由は、楽天インサイト株式会社の「キャンプに関する調査」が参考になります。

調査結果を見てみると、初心者が抱く主な不安は虫やトイレのことばかり。

見方を変えれば、焚き火や火起こしに関して不安を抱いている人は少ないとも言えるわけです。

キャンプでの不安や心配ごと
1位 虫に刺されそう
2位 トイレが汚そう
3位 シャワーやお風呂が入れなさそう

参考:楽天インサイト株式会社「キャンプに関する調査

なので、仮にあなたが初めてのキャンプで焚き火に不安があるなら、この記事でしっかりやり方を覚えましょう。

きっと他の人たちと同じように、不安なく火起こしができるはずです。

料理だけではない!焚き火にはリラックス効果もある

ちなみに、焚き火にはリラックス効果があることをご存知でしょうか?

焚き火が揺れる様や音には「1/fゆらぎ」というリラックス効果があり、人の心を落ち着けます。

焚き火をした人が「火を見ていると落ち着く」と話すのを聞いたことがある人もいるでしょう。

それはまさに「1/fゆらぎ」のリラックス効果によるもの。

焚き火には単に暖まる・料理ができるなどの実用的な機能だけでなく、癒やし効果も与えてくれるわけです。

そんなリラックス効果もある焚き火ですが、本当に初心者でも簡単にできるのでしょうか?

2キャンプ初心者は無理をしない!焚き火するなら簡単に

キャンプ初心者が焚き火をするなら、無理をしないことが大切です。

今は火起こしに便利なアイテムがたくさん出ています。

初心者は便利アイテムを駆使して、確実に火起こしをしましょう。

これからキャンプを始める人の中には、すでにテレビやYouTubeなどで火起こしの動画を見ている方がいるかもしれません。

たとえば、ファイアスターターやフェザースティックを用いた、小さな火種から燃やしていく方法などはよく見かけますよね。

しかし、そうした火起こしは焚き火に慣れている中級者向けです。

実際、この記事を書いている私は、初回からフェザースティック作りにチャレンジして、上手く火起こしができませんでした。

ファイアスターターでせっかくつけた火種も、風によって一瞬で消えてしまい、絶望したことを思い出します。

もちろんチャレンジしても良いのですが、同時に確実に火起こしできるアイテムは用意しておきましょう。

着火剤やチャッカマンを準備しておけば、万一中級者向けの火起こしが上手く行かなくても安心です。

では、初心者が焚き火するなら、どのようなアイテムを用意しておけば良いのでしょうか。

焚き火の必須アイテムを次で紹介します。

3.キャンプ初心者必見!焚き火に必要な7つのアイテム>

ここからは、実際に焚き火に必要なアイテムを紹介します。

キャンプ初心者の人はここで紹介する7つのアイテムを揃えて、焚き火に挑戦しましょう。

  1. 焚き火台
  2. 革グローブ
  3. チャッカマン
  4. 着火剤
  5. 薪用トング
  6. 火吹き棒

順番にお話していきます。

(1)焚き火台

まずは焚き火台です。

焚き火台とは文字通り焚き火をするための台で、焚き火台の上で薪を置いて火を起こします。

焚き火をするなら、必須アイテムと言えるでしょう。

「焚き火台を使わなくても、地面で焚き火したらだめなの?」と思われる人もいるかもしれません。

焚き火台を使わず、地面で直接焚き火することを「直火」と言うのですが、これは多くのキャンプ場で禁止されています。

直火が禁止されている理由には、土地や芝など環境への悪影響、燃えカス放置による他利用者への迷惑などがあるそうです。

中でも芝のキャンプ場は、芝への配慮からまず焚き火台の用意が必須になります。

もちろん直火可能なキャンプ場に行くのも良いですが、それでは行ける場所が限られるでしょう。

どのキャンプ場でも行けるように、焚き火台は用意しておくに越したことはありません。




(2)薪

焚き火台の次は薪です。

当然の話ですが、薪がなければ火は作れません。

ただ、薪には2種類あって、それぞれに特徴があります。

  • 針葉樹:燃えやすい反面、すぐに燃え尽きる
  • 広葉樹:燃えにくいが、一度火がつけば長く燃える

この2つの薪は、どちらも用意しておくことがおすすめです。

最初の火起こしでは、燃えやすい針葉樹を使用。

火が安定してきたら、広葉樹を燃やして長持ちさせるといったことができます。

薪はホームセンターやキャンプ場だけでなく、インターネット上でも購入可能です。

当日にバタバタしたくない人は、インターネット上から事前に購入しておくと良いでしょう。

(3)革グローブ

革のグローブも用意しましょう。

火起こしの際は、火傷しないよう火に強い革のグローブが必要です。

革のグローブには耐熱性があるので、火起こしや薪をくべるときにも安全。

また、その他熱いものを持ち運ぶときにも利用できるでしょう。

自分の手を守るためにも、革のグローブの用意は必須です。


(4)チャッカマンまたはガスバーナー

キャンプ初心者が焚き火をするなら、チャッカマンやガスバーナーは必ず用意してください。

この2つがあれば、簡単に火をつけられるからです。

火起こしには、ファイアスターターやファイアーピストンなどを用いた、より原始的な方法もあります。

しかし、こうした方法は小さな火種から火起こしするため、風によって簡単に消えてしまうこともしばしば。

そのため、初心者がいきなり挑戦するには少し難しいでしょう。

なので、チャッカマンやガスバーナーを用意しておくことが大切です。

どちらかだけでもあれば簡単に火起こしできるので、火がつかなくて楽しめないといったことは起こりにくいはず。

キャンプ初心者は「格好良い火起こし」よりも「確実な火起こし」を優先しましょう。

(5)着火剤

チャッカマンなどと一緒に用意したいのが着火剤です。

火をつける道具があっても、火の元になるものがなければ焚き火はできません。

その火元となるのが着火剤。

初心者がつまずきがちなポイントは、最初の火種を大きくするところです。

せっかく火種を作っても、大きな薪に移る前に消えてしまったら、いつまでたっても焚き火はできません。

その点、着火剤があれば簡単に火がつく上に、数分間は燃え続けてくれます。

初心者でも慌てることなく、大きな薪へ火を移せるはずです。

ですので、初めて焚き火をするなら、着火剤も必ず用意してください。

(6)薪用トング

焚き火をするなら、薪用トングも必要です。

言わずもがなですが、燃え盛っている火の中に手を突っ込むわけにはいかないですよね。

薪をくべたり、移動させたりする際に、薪用トングを使いましょう。

いくら耐熱グローブをしていたとしても、火に対して無敵なわけではありません。

火が大きくなって安定してきた際には、薪用トングを使えば距離を保って火の管理ができるでしょう。

安全に焚き火を楽しむためにも、薪用トングは用意すべきアイテムの1つです。

(7)火吹き棒

最後に紹介するアイテムは火吹き棒です。

火吹き棒があると、火を安定させるのに大活躍します。

火を大きくするためには空気が必要。

その空気を効率よく送り込むのに、火吹き棒が役立つわけです。

たとえば、着火剤に火をつけた後、他の薪へ燃え移らせるときなどですね。

このときに火吹き棒で空気を送り込めば、火が大きくなってよりスムーズに薪へ燃え移らせることができるでしょう。

なので、効率的に焚き火を楽しむためにも、火吹き棒を用意しておいてください。

以上が、キャンプ初心者が焚き火をする上で必要な7つのアイテムです。

それでは実際にこれらのアイテムを使った、焚き火のやり方を次で見ていきましょう。

4.キャンプで実践!焚き火のやり方3ステップ

キャンプ初心者が焚き火をする上で、必要なアイテムについてはお分かりいただけたかと思います。

ここからは、紹介したアイテムを使った焚き火のやり方を3ステップに分けて見ていきましょう。

  1. 薪を組む
  2. 着火剤に火をつける
  3. 少しずつ大きい薪を燃やす

やり方自体はとても簡単なので、ぜひ参考にしてみてください。

ステップ1.薪を組む

まずは薪を組みましょう。

薪の組み方によって、火のつきやすさが変わるので要注意です。

ポイントは主に2つ。

  1. 燃えやすい物を下にすること
  2. 薪をやぐらのように組むこと

燃えやすい物を下にすることで、火種が上の薪に着火していきます。

また、やぐら型にすることで空気がよく入るため、より燃えやすくなるわけです。

ですので、上2つのポイントをもとに薪を組んでいきましょう。

具体的な順番としては、以下の通りに下から組むのがおすすめです。

  1. 着火剤:1番下
  2. 枝や割った後の細い薪
  3. 針葉樹の薪
  4. 広葉樹の薪:1番上

この順番で下から組んでいけば、着火したときに火が育ちやすくなります。

ステップ2.着火剤に火をつける

薪を組み終わったら、いよいよ着火剤に火をつけましょう。

チャッカマンなどで火をつければ、簡単に燃えます。

着火剤が燃え始めたら、細めの薪や針葉樹などに火が当たるように調節してください。

そして、細めの薪に燃え移らせると同時に、火吹き棒を使って空気を送り込みましょう。

火が大きくなって、より上手く燃えてくれるはずです。

ただし、空気を勢いよく吹きすぎると、かえって火を消してしまいます。

なので、優しく吹き込むことがポイント。

薪の位置と火吹き棒で、少しずつ火を大きくしていきましょう。

ステップ3.少しずつ大きい薪を燃やす

火が大きくなってきたら、大きい薪を燃やしてください。

着火剤から細めの薪や針葉樹に燃え移ると、次第に火が大きくなってきます。

そのタイミングで、広葉樹の薪を燃やしていきましょう。

広葉樹は燃えにくいですが、一度火がつけば長く燃え続けてくれます。

なので、広葉樹に火がつきさえすれば、しばらくは焚き火が安定するはずです。

とはいえ、火がついたら終わりではなく、時折火吹き棒を使って空気を送り込んだり、トングで薪の位置を調節したりしましょう。

きちんと広葉樹が燃え続けるよう定期的に管理すると、より長く焚き火を楽しめます。

ここまでが焚き火のやり方の流れでした。

いかがでしたか?

準備はいろいろとありますが、それさえクリアすれば焚き火自体は難しいものではありません。

ぜひチャレンジしてみてください。

しかし、焚き火は楽しんだら終わりではありませんよ。

後始末までが焚き火です。

5.後始末までが焚き火!キャンプ場は綺麗に使おう

ここまでのお話で、焚き火をする準備は整ったはず。

ですが、まだ大切なことを忘れていますよ。

それは後始末です。後始末までやってこその焚き火。

焚き火が終わると、当然ながら灰が残ります。

もちろんこの灰は放置して良いものではなく、キャンプ場が指定する場所に捨てなければいけません。

キャンプ場に灰捨て場があるので、そこに灰を捨てるようにしてください。

ただし、キャンプ場によっては灰捨て場がないところもあるため、そのときはゴミ袋に灰を入れて持ち帰りましょう。

燃えるゴミとして処分できます。

後始末までが焚き火です。

キャンプ場のルールとマナーを守り、綺麗に使いましょう。

後始末もそうですが、焚き火には初心者に知っておいてほしい注意点が他にもあります。

6.キャンプ初心者は気をつけて!焚き火の注意点3つ

焚き火の準備から後片付けまで把握したところで、最後に注意点をお話します。

キャンプ初心者が焚き火をするなら、以下3つの注意点に気をつけてください。

  1. 燃えやすい服は避けよう
  2. 風に気をつける
  3. 就寝時間には火を消すのがマナー

それぞれ詳しくお話します。

 注意点1.燃えやすい服は避けよう

燃えやすい服は避けましょう。

焚き火は当然のことながら、火に近いところで作業します。

そのため、燃えやすい服を着ていると穴が空いたり、燃えたりする可能性が。

具体的には、化学繊維系の服が燃えやすいので危険です。

反対に難燃性の服やコットン(綿)などは燃えにくい性質なので、焚き火におすすめと言えるでしょう。

ちなみに、人によっては服に焚き火の臭いがつくのが嫌なんてことも。

そんな人は、消臭スプレーを持っていくと良いですよ。

服自体の臭いを抑えてくれるのはもちろん、車やカバンなど他の物への臭い移りも防いでくれます。

臭いについては余談ですが、焚き火をするなら燃えやすい服は必ず避けるようにしてください。

 注意点2.風に気をつける

焚き火をするときは、風にも要注意です。

風が強い日に焚き火をすると、周りに火の粉が飛んでしまうから。

火の粉が飛ぶことによって、自分のテントやタープに燃え移ってしまうかもしれません。

それだけでなく、自分の周りでキャンプをやっている人に迷惑が掛かってしまうことも。

なので、風が強い日は焚き火をしないことが一番です。

また、普段からテントやタープの位置、風向きも注意してみてください。

その上で焚き火のそばには水を用意しておき、いざとなったらすぐに火を消せる体制にしておきましょう。

いずにれせよ、焚き火をするなら風には要注意です。

 注意点3.就寝時間には火を消すのがマナー

焚き火はいつまでも続けて良いものではありません。

就寝時間には火を消しましょう。

おおよそ夜の22時以降は、火を消しておくのがマナー。

泊まりでキャンプをするときは、つい遅くまで焚き火を囲んで話しがちです。

焚き火は落ち着きますし、一緒にきた家族や友人と話し込んでしまうこともあるでしょう。

ですが、そのキャンプ場にいるのは自分たちだけではありません。

いつまでも火をつけて、話していたら他の人たちの迷惑になってしまいます。

ですので、夜の22時頃になったら火を消して、就寝するようにしましょう。

まとめ

ここまで、キャンプ初心者の方に向けて焚き火のやり方をお話しました。

焚き火は一見すると、難しく感じるかもしれません。

しかし、今は火起こしのための便利なアイテムがたくさんあります。

準備さえしっかりしておけば、初心者でも簡単に焚き火を楽しめるでしょう。

焚き火は暖を取れるだけでなく、リラックス効果もあります。

友人や家族と焚き火を囲んで、非日常を味わってみてはいかがでしょうか。